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ダービー上位陣不在の菊花賞は芦毛!?
ゴルシ、ヒシミラクル、では今年は。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byYuji Takahashi
posted2017/10/21 08:00
驚異的な早仕掛けで菊花賞を制したゴールドシップ。2010年代にインパクトを残した“芦毛の怪物”だ。
今年の菊花賞にも芦毛の出走馬がいる!
今年の菊花賞にも芦毛の出走馬がいる。7枠14番のポポカテペトル(牡、父ディープインパクト、栗東・友道康夫厩舎)だ。ノーザンファーム生産で、金子真人ホールディングスの所有、友道厩舎のディープ産駒というだけで食指が動く。前走、新潟芝2200mの阿賀野川特別を勝ってここに来た。昨年スプリングステークスを勝ったマウントロブソンの全弟だが、兄ほど切れないかわりに、長めのところでしぶとい脚を使う。
ということで、印を。
◎ミッキースワロー
○アルアイン
▲ポポカテペトル
△ダンビュライト
×サトノアーサー
注キセキ
本命にしたミッキースワローの父トーセンホマレボシは、ゴールドシップと同期のダービー3着馬だ。トーセンホマレボシは、天皇賞・秋をレコード勝ちしたトーセンジョーダンの半弟で、屈腱炎のため引退。競走生活は短かったが、京都新聞杯で日本レコードを叩き出すなど、兄に劣らぬ可能性を感じさせる逸材だった。GIで突き抜ける能力を産駒に遺伝させていても不思議ではない。
また、天気予報を見ると雨マークが並び、芦毛のポポカテペトル陣営が望んでいる時計のかかる馬場になりそうだ。
ミッキースワローを軸にした馬連と、ポポカテペトルの単複を買ってみたい。