ノーラン・ライアンの名言
投球数を制限するということは、投手の持つ潜在能力を引き出す妨げになっていると考えている。
ノーラン・ライアン(MLB)
レンジャーズの球団社長を務めるライアンは現役時代、先発完投型の投手であった。近年のメジャーでは先発投手は100球前後をメドに中継ぎに交代するのが一般的だが、「故障したシーズンを除いて、私には投球数の制限は一切なかった」と振り返る。「誰でもそれぞれ違った個性を持ち、異なる能力を持っている。それを全員同じ100球という枠にははめ込みたくない。そんあことをしていたら、伸びるものも伸びなくなってしまう。100球になったらオートマティックに代えるのではなく、マウンド上の投手には、まず投げたいのかという意思確認をしたい。そして、投げられる状態であれば投げさせてあげたいというのが、私の基本的なスタンスだ」
Number735号(2009/08/20)
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