小林可夢偉の名言
闘争心だけではレースで結果は残せない。闘争心だけで何とかなる世界やったら、そんな人は世の中にゴマンといると思う。だから勝負はどれだけレースを、F1を理解するかになってくる。
小林可夢偉(F1)
2017/02/07
「闘争心とかすごい大事やと思うんです。負けるのが嫌やからどれだけ頑張るか。その頑張ったことを基礎に、自分はレーシングドライバーとしての基礎を作ってきたんやと思う」と小林は語る。一方で「闘争心だけではレースで結果は残せない」とも。情熱と冷静さを兼ね備えていなければトップには行けないのだ。さらに「あとは懲りずにやるしかないんじゃないかなぁ。どんだけ速い人でも悪いクルマに乗ったら勝てない世界ですから。悪いときでも諦めずにやり続ける。そしてチャンスがあるときには必ず掴む」。つまり、勝つまで、成功するまでやる。苦難にもめげないタフネスな精神力が重要なのである。
Number752号(2010/04/15)