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発言は優等生でも、あまりに魅力的。
CWCの会見に溢れたジダンの“オーラ”。 

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井川洋一

井川洋一Yoichi Igawa

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posted2016/12/18 07:00

発言は優等生でも、あまりに魅力的。CWCの会見に溢れたジダンの“オーラ”。<Number Web> photograph by AFLO

「名選手は名監督にあらず」という格言は、ジダンには当てはまらない。マルセロの視線にも、それが現れている。

ロナウドの500得点も、無敗記録も、彼の下で。

 4度目のバロンドールを獲得したばかりのロナウドはクラブキャリアの節目となる500得点目をマークし、チームはクラブ史上最長の無敗記録を36に伸ばした。それもこれも、指揮官ジダンの下で成し遂げられたものだ。そして現役時代に欧州と世界を制した真のレジェンドは、監督としても同じことを果たそうとしている。

 しかも、シニアレベルの指導歴は1年に満たない。日曜日の鹿島とのファイナルに勝てば、新たな伝説が横浜で刻まれることになる(もちろん鹿島が勝っても伝説だ)。

「試合(鹿島対アトレティコ・ナシオナル戦)を観たところ、鹿島が非常に良いチームだということがわかった。決勝までにしっかりと分析して臨むよ。トロフィーを持ち帰りたい」

 締めの言葉も優等生的だったが、誰もがまっすぐに受け止めていたはずだ。日曜日が待ち遠しい。

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