ティム・ダンカンの名言
まだすべての傷が癒えるときではない。もう少し、傷口をただれさせ、あの時のことを考え続けようと思う。
ティム・ダンカン(NBA)
2016/10/19
サンアントニオ・スパーズは、2012-13シーズンのファイナルで、あとほんの少しで手の届くところにあった優勝を逃した。敗戦から3カ月以上が過ぎても心の痛みは消えず、開幕前にティム・ダンカンはリベンジを誓った。そしてスパーズは2013-14シーズンのファイナルで、前年に敗れたマイアミ・ヒートを、4勝1敗で破り優勝を奪い取る。敗北の傷は勝利で癒えただろう。
Number839号(2013/10/17)