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2戦2敗のドゥラメンテに雪辱を。
宝塚記念、キタサン&武の戦略は?
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byEiichi Yamane/AFLO
posted2016/06/25 08:00
春の天皇賞を制した際、馬主・北島三郎氏から「武さんが『まつり』を歌います!!」と洒落で振られていたが、今度勝ったら……。
遠征帰りのドゥラメンテを、今こそ……。
ほかで上位争いをしそうなのは、早い時期から中距離に狙いを絞り、前走の大阪杯でキタサンブラックを負かしたアンビシャス(牡4歳、父ディープインパクト、栗東・音無秀孝厩舎)、外枠から気分よく、馬場のいいところを走って流れ込みそうなマリアライト(牝5歳、父ディープインパクト、美浦・久保田貴士厩舎)あたりか。
ここで結論。
◎キタサンブラック
○ドゥラメンテ
▲トーホウジャッカル
△シュヴァルグラン
×ラブリーデイ
注マリアライト
さんざん迷って、キタサンブラックを本命にした。
ドゥラメンテは、この秋、凱旋門賞に向かうとしたら、ここが「壮行レース」となるので、ぜひとも勝ちたいだろう。が、キタサンにとっては、相手が遠征帰りのこここそ、逆転する絶好の機会だ。常時自分の力をきっちり発揮するこの馬を信頼し、軸に据えた馬券を買いたい。