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東出昌大の止まらない競馬トーク。
「ヒーローはサイレンススズカ」
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byMiki Fukano
posted2016/05/26 07:00
1988年2月1日、埼玉県生まれ。NHK朝ドラ「ごちそうさん」でブレイク。主演映画「ヒーローマニア―生活―」が現在公開中。
レースだけでなく血統についても詳しい。
また「ダビスタ」の影響で、レースだけでなく血統についても詳しくなったと言う。
「地方競馬に行ったとき、距離の短いレースで出走馬の父親の欄にサクラバクシンオーの名前を見ると、これ来るのかな!? って悩みますね。もはや短距離レース=サクラバクシンオーだと思ってしまいます」
「短距離レースも好きですが、長距離のレースには美学があると思うんです」
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「特に3200m走の天皇賞(春)が大好きです。'93年の天皇賞(春)でライスシャワーがメジロマックイーンの同競走3連覇を止めたときは、感動しましたね」
「あの馬、ほんとすごかったですよね!」
東出さんの想像以上の馬好きに、インタビュアーである小誌“三度の飯より競馬好き”デスクも興奮して、編集部では見たことがないくらい、活き活きした顔で相槌を打つ。
世代が近かったこともあり、デスクと東出さんの会話はどんどんヒートアップし、しまいには、東出さんも「競馬の話だけで、一晩くらい飲めそうですね」とニッコリ。
いつかご家族で競馬場へ……。
撮影の際、「スポーツ新聞の競馬欄を読みながら予想している写真を撮らせてください! 」とお願いすると、東出さんは慣れた様子で、赤ペン片手に真剣な表情で競馬欄に目を通し始める。
「GI前には、スポーツ新聞は前日から買って読んでいます。専門誌を買うこともありますよ」
どうりで様になっていらっしゃる。
取材から6日後に嬉しいニュースが飛び込んできた。妻・杏さんとの間に双子の女の子が生まれ、東出さんはめでたく2児のお父さんに。
いつの日か、娘さんたちと一緒に競馬場へいらっしゃる日が訪れるのをNumber編集部競馬班一同、楽しみにしております。