スポーツはカタチから入る方なんですBACK NUMBER
見た目の華やかさと卓越した性能!
最新クラブでゴルフコンペの主役に。
posted2016/04/28 10:00
text by
奥山泰広&高成浩Yasuhiro Okuyama & Seikoh Coe(POW-DER)
photograph by
Taylor Made Golf Co.,Ltd
ここ最近めっきりゴルフ媒体の仕事が多くなった二人。コンペなどに誘われる機会が増え、真剣にゴルフ上達の術を模索中……??? しかし、彼らが選んだのは地道なスイング練習ではなく、容易に打ててしかもカッコいいクラブなのであった。
奥山 いやぁ、困りましたね。ゴルフシーズンに突入するやいなや、コンペに誘われまくりですよ。それもこれもゴルフ関係の媒体の仕事が増えているという、とても喜ばしいコトが要因なんですけど……。
高 う~む、これまでは俺たちのヘタクソ具合をなんとかゴマかしてきたけど、いつボロが出るかわかんないもんなぁ……。
奥山 ホントですよ~。もう、コンペには行かず、ゴルフ媒体の仕事も減らしましょうか!?
高 ダメ! コンペには積極的に出よう。むしろ俺たちがコンペを主催してもいいくらいだよ。
奥山 え゛~っ!? なんでまたそんな無謀な提案をするんですか?
高 日頃からお世話になっているギョーカイ人達はもちろん、読者の方々も誘ってコンペを開催するんだよ。そうやってゴルフの楽しさをどんどん広めて行くんだよ。
奥山 う~む。今まではゴルフのクラブやギアを紹介するだけでしたが、これからはゴルフユーザーの拡大やゴルフ業界の活性化さえも意識し、そして発信して行こうってワケですね。
高 そのとおり。実はゴルフのメーカーや媒体は以前から、そういうコトを続けているんだよ。その良い例が読者に向けた試打会だな。
奥山 そういえばトッププロも交えたコンペとか、プロアマチャリティーコンペとか、ゴルフファンの底上げに力を入れてますね。僕はイベント業務の仕事をしてたからコンペの開催くらいお手のものですが、主催者である僕と高さんがヘタれゴルファーだったら示しがつかないでしょう!?
高 大丈夫! 俺たちでもたちまち上手くなるクラブを見つけてきたから!!
奥山 またそんなコト言って……。随分前にミズノのアイアンやナイキのドライバーを薦めてくれましたが、結局のトコロ僕らは使いこなせなかったじゃないスか。
高 いや、今回は俺を信じてくれ! 軽~く振っても飛距離が出る非常に使いやすいクラブなんだよ。しかも見た目がカッコいいから、ファッション業界人の間でも大人気なんだから。
奥山 ん? そのカッコいいという言葉には惹かれますね。どこのクラブなんですか?
高 じゃ~ん! テーラーメイドの「グローレG」なのだ~!!
ゴルファーの感性に訴える高性能。
奥山 おおっ、ホントに美しいクラブですね。
高 だろ? 基調である白と黒はコントラストが激しい代わりに、無彩色ゆえに決して華やかさはない。でも、そこにゴールドの煌めきがアクセントになっているのが魅力! しかも、黒とゴールドが組合わさると、とたんに高級感が増すんだよ。
奥山 おっ? さすが美大出身。でも、そういうアカデミックな会話は似合わないけど……。ひと目でカッコいいのはわかって、とても気に入ったんですけど、このクラブがどうして僕らに合ってるんですか?
高 うむ。〈グローレ〉シリーズは国内女子ツアーとシニアツアーで、非常に高い使用率を誇っているんだよ。ということは、比較的ヘッドスピードの遅いゴルファー向けということが言える。実際、グローレFはヘッドスピード35~42m/sのアスリート向けだな。この数値は女子プロのヘッドスピードの平均値で、男子アマチュアゴルファーとほぼ同じ。
奥山 女子プロのスイングやクラブ選択を参考にしているオヤジゴルファーが少なくないって、聞いたことがあります。んじゃあ僕らもグローレFを使えばいいじゃないっスか!?
高 ダメダメ。俺と奥山はもっとヘッドスピードが遅いから、32~38m/s向けのグローレGがいいんだよ。
奥山 ほう、つまり、僕らの遅いヘッドスピード=ダメダメな実力にあったクラブってわけですね。
高 違うよ。俺たちみたいなヘタれの実力を、上手く引き出してくれるクラブなんだよ。テーラーメイドの人が怒り出すような危ない発言してないで、まずはドライバーを持ってアドレスしてみろって!
奥山(モゾモゾ……とアドレスする)ん、なんか……意外とすんなりと構えられて、妙に安心するし、それに飛びそうな予感がするんですけど……。
高 だろ!?だろ!? グローレGは構えた時に安心感を呼び起こすデザインが特長なんだよ。今、奥山が感じた「構えやすさ」と、独自の新技術導入によるボールの「掴まりやすさ」、そしてテーラーメイド史上最軽量設計などによる「振りやすさ」という3つを徹底追求しているんだよ。
奥山 え~!? 「良い感じ」って、なんだかゴマかされているみたいだなぁ。
高 馬っ鹿だなあ。クラブ選びにはそういう概念的なコトがとても重要なんだよ。トッププロだって構えた時の安心感とか、打った時にボールが掴まりやすいかどうかってことを、クラブの評価の重要なファクターとしてあげているんだから。
奥山 ううむ。まぁ、その「良い感じ」には、ちゃんとしたデータやスペック、テクノロジーの裏付けがあるんでしょうけど……。僕らには説明されてもわからないですけどね(笑)。
高 ふふっ、説明しなくても、現に奥山は「構えやすい」って感じたじゃん。それがグローレGの凄いトコロだと思うよ。
奥山 Don't think, feel! ブルース・リーですか!?