フィギュアスケート、氷上の華BACK NUMBER
世界フィギュア女子は意外なトップ3。
ゴールド首位で米国人10年ぶり女王!?
text by
田村明子Akiko Tamura
photograph byYusuke Nakanishi/AFLO SPORT
posted2016/04/01 17:00
ゴールドが表彰台にのれば、2006年に優勝したキミー・マイズナーと3位のサーシャ・コーエン以来となる米国人選手の快挙となる。
浅田真央のフリー『蝶々夫人』に期待!
浅田真央は冒頭の3アクセルでバランスを崩してステップアウトし、65.87で9位という厳しいスタートになった。
「アクセルは回転がちょっと甘かったかなと言う感じがあったので最初のアクセルは悔やまれますけれど、その他のところは自分の滑りができたと思います」と演技直後に、ミックスゾーンで語った。
全日本選手権から間が空いたことについては、「年が明けてからは気持ちも調子も上がって来ない部分があったけれど、徐々に上がってきた。練習を重ねてきたのでそれほど間が空いたという感じはないです」とコメントして笑顔を見せた。
フリー『蝶々夫人』は、大人になった現在の彼女でないと滑りこなせないプログラムである。浅田らしい持ち味を存分に出した、悔いの残らない演技を期待したい。