ミカ・ハッキネンの名言
優れた勝者になるためには、時には、優れた敗者になることも必要なのだと、僕は思う。2位や敗北に甘んじるというのではなく、他のドライバーの喜びも受け入れるという意味でね。
ミカ・ハッキネン(F1)
2016/03/23
2000年のF1はミハエル・シューマッハー(フェラーリ)とミカ・ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)が終始つばぜり合いを繰り広げた。最終戦の鈴鹿でシューマッハーが勝利。5年ぶりの年間チャンピオンに輝き、コンストラクターズポイントでもフェラーリに軍配が上がった。敗者となったハッキネンは、「今回は、ミハエルの番だった。彼は今シーズン、僕たちにできなかった仕事をやり遂げたんだ」と勝者をたたえる。「'98年と'99年、僕は連続でタイトルを獲得してきた。人生も、レースも続いているんだ。これからも、僕たちは戦い続けるし、素晴らしいレースを展開できると信じてるよ」
Number508号(2000/10/19)