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ウォリアーズ連勝記録の立役者!?
キャブスとの因縁深まった聖夜の決闘。
text by
長澤壮太郎Sotaro Nagasawa
photograph byNBAE via Getty Images
posted2016/01/06 10:50
クリスマスゲームの勝利を喜ぶカリーと、敗北に不満たっぷりの仕草を見せるラブ。
「82試合中の1試合」以上の意味を持った1戦。
果たしてこれで因縁の対決に決着がついた……と思ったら大間違い!
キャバリアーズは後半まで競り合ったのだから、アービングが本調子を取り戻せば、きっとウォリアーズより強くなるだろうとの意見が根強く残ってしまったのです。
勝利したのはウォリアーズですが、アンチウォリアーズを黙らせることができるのは、プレイオフ前までが限界。
そこから先は、何が起きても不思議ではない過酷なサバイバルゲームが展開されます。勝ち上がり方にケチがつかないよう、今年こそスパーズ、クリッパーズと直接対決できる組み合わせになってほしいものです。
一方、役者を揃えて挑んだものの競り負けてしまったキャバリアーズ。アービングの状態が100%ではなかったのは事実ですが、やっぱりレブロンは大舞台に弱く、故郷に錦を飾れないのでは? との声が嫌というほど耳に入っているでしょう。
82試合中の1ゲーム。しかしこの1ゲームがこの後のシーズン後半、プレイオフ、ファイナルでの因縁へと発展していくのです。
キャバリアーズは、クリスマスゲームに負けた悔しさをバネに強くなり、ファイナルまで突き進むでしょう。
ウォリアーズは、王者を狙う西の強豪達をどう捌くのか?
ファイナルでキャバリアーズとの再戦が実現するのか?
この先繰り広げられる名勝負の数々を一緒に見届けましょう。