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<高校野球100年を振り返る>
“高校球児・王貞治”と甲子園。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byKyodo News
posted2015/07/01 16:30
1957年、夏の甲子園で力投する王貞治氏。現在75歳の王氏は、どんな球を投げるのだろうか。
王氏は甲子園でどんなボールを投げるのか?
最後は明治の4番の打球が左中間を割り、無念のサヨナラ負け。
甲子園にはあと一歩、届かなかった。
「4点とって決して油断したわけではないがなんとも調子が悪かった。ずっと押され気味で最後にくずれてしまった。三年連続出場できないのが本当に残念だが、明治高が代りに優勝旗を東京に持ち帰ってくれるよう祈っています」(「毎日新聞」昭和33年8月4日)
こちらもまた、いかにもらしい誠実なコメントではあるが、サヨナラ負けのあと、ベンチにはいつまでも自分の左手をじっとみつめている王の姿があった。
それから半世紀以上経って立つ、久しぶりの甲子園のマウンド──。
王氏はいったい、どんな気持ちで、どんなボールを投げ込むのだろうか。
◇ ◇ ◇
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