ブンデスリーガ蹴球白書BACK NUMBER
リーグ3連勝、ドルトムントに光明。
香川が語る、CLユベントス戦の意味。
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byGetty Images
posted2015/02/23 16:30
シュツットガルト戦で2アシストを挙げた香川。ユベントス戦後の28日には、内田篤人擁するシャルケとのルールダービーも控えている。
“最高の相手”ユベントス戦へ、香川「時間は十分にある」。
2月24日には、アウェーでユベントスとのCL決勝トーナメント1回戦のファーストレグを迎える。ユベントス有利との下馬評のなか、香川はこう語った。
「ミラン(の試合)を見ていても、すごい苦労していますから。(イタリアのチームは)相手が格下でも、守備が堅いなと思いますし。ユベントスに関しては、それは間違いないと思うので。攻撃でも光るものはあるし、最高の相手です。(リーグ戦が金曜日に行なわれたために準備する)時間も十分あるので、しっかり準備して、楽しんでいきたいなと思います」
少しずつ状態が上向いているドルトムントにとって、リーグ戦3連勝を果たしたうえで迎えるユベントスとの試合は大きな意味を持っている。自分たちがいま、正しい方向に進みつつあるという手ごたえを、確かな自信に変えるための試合でもある。ロイスはこんな風に話している。
「試合の行方はフィフティー、フィフティーだと思う。ただ、僕たちが自分たちの本来のパフォーマンスを出せれば、試合をものにできると言うことだ」