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「マンCのランパード」いまだ健在。
変わらぬ得点感覚と試合を決める力。 

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山中忍

山中忍Shinobu Yamanaka

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posted2015/01/12 10:40

「マンCのランパード」いまだ健在。変わらぬ得点感覚と試合を決める力。<Number Web> photograph by AFLO

出場時間あたりのゴール数はアグエロ、ヤヤ・トゥーレを上回りチーム最高のフランク・ランパード。まさにマンCの切り札というに相応しい活躍を見せている。

エモーショナルな再戦は1月31日に。

 来る1月31日には、早速、古巣とのエモーショナルな再戦が控えている。ヤヤ・トゥーレ不在の今回は先発も現実的だ。チェルシー・ファンのランパードに対する敬愛の念は、マンC逗留が半年ほど延びた程度で揺らぐようなレベルではない。アウェイでの前回対決時と同様、「スーパー・フランク」コールで再会を祝うはずだ。長年のホームに戻る当人は、得点直後に哀しそうな表情さえ浮かべ、試合後に「言葉が見つからない」と呟いた前回以上に複雑な心境でピッチに立つことになる。

 しかしランパードは、チェルシーの恩師ジョゼ・モウリーニョが、マンC戦で2ポイントをもぎ取られた後に兜を脱いだ「スーパー・プロフェッショナル」だ。実力拮抗の首位攻防戦でFK、PK、或はゴール前でのこぼれ球から、またしてもランパードがきっちりと値千金の1点をマンCにもたらさないとも限らない。ピッチに立つ前のランパードを、モウリーニョが笑顔と抱擁で迎えることは間違いない。そして、その後でチェルシー指揮官も思うことになるのかもしれない。

「フランク、どうしてここに……」と。

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