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韓国にいる“アジア最高の選手”。
エスクデロ競飛王を日本代表へ!  

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吉崎エイジーニョ

吉崎エイジーニョ“Eijinho”Yoshizaki

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posted2014/11/04 10:40

韓国にいる“アジア最高の選手”。エスクデロ競飛王を日本代表へ! <Number Web> photograph by AFLO

恵まれた体格を生かしてのパワフルなドリブルや高いボールキープの技術など、そのスタイルは日本代表でも十分通用するレベルにある。

 いまだ“ブラジル・ショック”は尾を引いているか。あるいは11月14日からのホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦に頭を切り替えるべきときか。

 ここでアギーレ・ジャパンに対し、ひとつ提案を。

 10月14日、ブラジルに0-4で大敗した後に、こんな言葉がメディアで紹介されたことを受けてのことだ。

「名前に押されて萎縮していたのではないか。やられてもいいから、もっとやれよ、と感じた」(日本サッカー協会大仁邦彌会長)。

 ならば、招集を強く推薦したい選手がいる。

「今はいろんな選手にチャンスを与えている状況ですよね。そういったなかで、見てももらえないところが本当に残念。呼ばれる呼ばれないは別にして、なぜ結果を残している自分を誰一人見に来てくれないのか。ましてや、日本人プレーヤーとして見てもらえない。メディアで報じられたとしても『元Jリーガー』として扱われるばかりで」

 自分は結果を残している、そう言い切る男。

「ここ近年、アジアのステージで最も結果を残す日本人プレーヤー」、FCソウル所属のFWエスクデロ・セルヒオだ。

「重戦車」と呼ばれるプレースタイル。

 2012年夏、浦和レッズからFCソウルに移ると、2013年にFW、もしくはサイドアタッカーとして大ブレイクした。同年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ファイナリストにして、2戦合計で1ゴール2アシストを記録。対戦相手の広州恒大のマルチェロ・リッピ監督をして「彼がアジア最高の選手」と言わしめた。今季も日本人最高のベスト4入りを果たしている。

 パワフルなドリブルを生かすプレースタイルから韓国メディアでは「重戦車」とも呼ばれる。今季、公式戦でも3-4-3の1トップ、もしくは左ウイングとしてチーム最多の9ゴール、2アシストを記録。自らのゴールの他にも3度相手のファウルからPKを獲得し、チームに貢献している。

【次ページ】 アルゼンチン生まれ、日本国籍の男がなぜ韓国に?

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エスクデロ・セルヒオ
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