ダルビッシュ有の名言
三振には全然興味がないんで。
ダルビッシュ有(高校野球)
2014/03/04
2003年夏の甲子園3回戦で、ダルビッシュ有を擁する宮城・東北高校に、京都・平安高校(現・龍谷大平安)が立ち塞がった。三振に倒れた3年生の先輩を「打てやあ! なんで打たへんねん!」と罵倒する2年生のダルビッシュを見た平安の原田英彦監督は「打てる。この投手は絶対後半に崩れる」と思ったと明かす。「唾を吐いている姿を見て、『舐めてんのか』と思いましたよ(笑)。絶対に崩してやろうと考えていました」。が、超高校級のダルビッシュに対して平安打線は完全に沈黙。それでも平安の服部大輔も東北打線を封じ込め、延長戦に突入。11回裏に東北がサヨナラ勝ちを拾ったが、奪三振数はダルビッシュ15個に対して、服部は17個。試合後、ダルビッシュはこんな言葉で冷静を装ったが、内心では地団駄を踏んでいたことだろう。
Number834号(2013/08/08)