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新監督の“怒”に清武・長谷部が心服。
ニュルンベルクが後半5戦4勝の理由。
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byPicture Alliance/AFLO
posted2014/02/26 10:40
試合への手応えをわかちあう清武弘嗣とフェルベーク新監督。新監督はオランダのAZで3年連続EL出場という実績を残した名監督だ。
今シーズンの前半戦で、17試合連続勝ちなしという不名誉なリーグ新記録を作ってしまったニュルンベルクが、後半戦に入ってから猛烈な勢いで勝ち点を積み重ねている。
2014年に入ってから、シーズン後半戦の最初の5試合の成績は4勝1敗。シーズン前半戦では1試合あたり最大でも勝ち点1しか積み上げられなかったチームが、たった5試合で勝ち点を12も積み上げたのだ。気がつけば、ニュルンベルクは残留争いから抜け出しつつある。
自動降格圏の17位から、たった5試合で12位まで浮上。
前半戦終了時の順位と、現在の順位は以下のようになる。
<前半戦(第17節)終了時の下位チームの順位と勝ち点>
10位 シュツットガルト 19
11位 ブレーメン 19
12位 ホッフェンハイム 18
13位 ハノーファー 18
14位 ハンブルガーSV 16
15位 フランクフルト 15
16位(入れ替え戦) フライブルク 14
17位(自動降格) ニュルンベルク 11
18位(自動降格) ブラウンシュバイク 11
<第22節終了時の下位チームの順位と勝ち点>
10位 ホッフェンハイム 26
11位 ハノーファー 24
12位 ニュルンベルク 23
13位 フランクフルト 22
14位 ブレーメン 22
15位 シュツットガルト 19
16位(入れ替え戦) ハンブルガーSV 19
17位(自動降格) フライブルク 18
18位(自動降格) ブラウンシュバイク 15
何が変わったのか。
いや、何かが大きく変わっていないところに強みがあるのかもしれない。