武田修宏の名言
自分の人生にリスクを負っているよ。それがプロじゃないですか? 俺はサッカーを愛しているし、バラエティで笑われても自分の中心にはサッカーがある。
武田修宏(サッカー)
2013/11/19
武田は「ドーハの悲劇」の“戦犯”として吊し上げられた。実際には武田のプレーが原因とは言えなかったが、誰かに責任を負わせたいという気分の矛先が、現役時代からバラエティ番組に出演し、ちゃらけたキャラクターが浸透していた武田に向かうのはある意味仕方がないことだった。「みんなはバラエティなんてと言うけど、俺はJリーグが始まる前の10代のころからバラエティ番組に出ているわけで、スタイルは全然変えてない。活躍できなければ叩かれる、その覚悟で出ていた」と語る。現役引退後もタレントとして活動し、生存競争の激しいテレビの世界で生き残ってきた。「自分がバラエティに出ることは、サッカーのPRになると思う」と、サッカー界への敬愛の念は変わらない。
Number839号(2013/10/17)