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<韓国人Jリーガーの想い> 若き3人のコリアンはなぜ“イルボン”を選んだのか。~金民友、呉宰碩、チョ永哲~ 

text by

慎武宏

慎武宏Mukoeng Shin

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photograph byYoshiko Kojima

posted2013/06/06 06:00

<韓国人Jリーガーの想い> 若き3人のコリアンはなぜ“イルボン”を選んだのか。~金民友、呉宰碩、チョ永哲~<Number Web> photograph by Yoshiko Kojima

Jでプレー経験がある尹晶煥監督の厳しくも暖かい助言。

 そんな自分が今でもJリーグでプレーできているのは、同じ韓国人である尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督の存在が大きいと思っている。

「生活の悩みなど、いろいろ親身になってくれたのが監督でした。ただ、同胞だからといって特別扱いはしない。むしろ、他の選手より厳しく接してくる。“傭兵であるお前は日本人の倍は走らなければならない”と」

 プロ経験の有無や年齢を問わず、日本では“外国人助っ人=傭兵”なのだ。傭兵である以上、結果と存在感を示さなければならない。それは自身もJリーガーだった尹晶煥なりのアドバイスでもあったのだろう。

「日本の選手たちは負けても淡々としているけど、僕にはできない。言葉を発することも、強がりで苦笑いを作ることさえ憚られます。韓国でそう習ったし、傭兵である以上、結果には責任を持たなければならないと思うから」

 その言葉は第1世代と共通する日本評でもある。十数年の歳月が過ぎても、韓国人Jリーガーのこだわりは変わらない。

 かといって、すべての韓国人選手が存在感を発揮しているわけではない。Jでさしたる結果を残せず、韓国に戻っても伸び悩む選手は多い。そんな現状を憂慮し、浦項(ポハン)スティーラーズの監督を務める黄善洪は、「Jリーグが韓国の新芽を摘み取っている」と指摘した。

ロンドン五輪でメダルを獲得した呉宰碩も日本への移籍を逡巡した一人だ。
しかし韓国で活躍する日本人フィジカルコーチの言葉が、彼の決断を支えた。
そして地元の高校を中退してまで活躍の地をJリーグに求めたのはチョ永哲。
長年日本で過ごす彼は、同僚と日韓の“これから”について語るという――。
つづきは、雑誌「Number」829号、もしくはNumberモバイルでお読みください。

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