大谷翔平の名言
最初に二刀流の話を聞いた時は、疑い……というわけじゃないんですけど(笑)、やっぱりこのままバッターになっちゃうんじゃないかなという思いはありました。
大谷翔平(プロ野球)
2013/05/23
メジャー入りを公言していた大谷翔平をドラフトで単独指名したファイターズの口説き文句が、投手と打者の“二刀流”という前代未聞のアイデアであった。エースで4番。まるで漫画の主人公のような話だが、現実的には難しい。大谷本人もそのように感じていたが、ファイターズは本気だった。「本当に二人いると思ってるよ。エースで4番だというイメージ。バッターとしては今でも主力だし、ピッチャーとしても立ち姿、ボールの質、どれを取っても間違いなくチームの軸になれる」と指揮官の栗山英樹も断言する。「あとは、いい球を投げることと勝つことは違うんだというところを、翔平がどうクリアするかだよね」。打者としての非凡な才能はすでに知らしめた。つぎは投手としての輝きを見せる番である。
Number828号(2013/05/09)