中上貴晶の名言
最高峰クラスで母国開催のグランプリを勝つと、どんな気持ちがするのか。それを日本人で最初に成し遂げたノリックさんは、たぶん一生超えられないひとです。
中上貴晶(モータースポーツ)
2007年、交通事故により32歳の若さでこの世を去ったGPライダーの“ノリック”こと阿部典史。高校に行かずにアメリカに渡り、ダートトラックライダーとして名を上げた阿部は、1995年からWGPにフル参戦を果たす。そして1996年には日本人ライダーとして、史上初めて母国開催となる鈴鹿のレースで、500ccクラス制覇を成し遂げた。モト2クラス参戦2年目の中上は、このときのノリックを、憧憬を込めて述懐した。
Number824・825号(2013/03/07)
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