豊作だった2012年ドラフト。大谷翔平の決断は……？

　2011年のドラフトは、巨人希望を公言していた菅野智之投手を日本ハムが強行指名し、物議を醸したことは記憶に新しいところです。結局、菅野は日本ハムと契約せず、“留年”を選択。今年は巨人が単独指名し、“相思相愛”の結果になりましたが、ドラフトにおけるドラマはまたまた2012年でも見られました。

●メジャーか日本ハムか、あなたなら大谷翔平にどちらの道を勧める？
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　メジャー挑戦を表明し、「日本の球団に入る気はありません」と公言していた花巻東高校の大谷翔平投手。他球団は大谷投手の発言で脈なしと判断したのか、競合球団は現れず、日本ハムが単独指名するかたちとなりました。

やりたいならやればよい。なによりスポーツ選手のチャレンジしたいという気持ちを取ったらダメでしょう。周りの大人は懐深く、構えてあげればよい。NPBよりMLBと言われてしまったことに憤るより、なぜNPBと言ってもらえなかったのかを考えない限りNPBはどんどん良い選手を逃していくことになるでしょう。（すとれーさん）
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幸い指名された日本ハムは育成に定評があるし、メジャー移籍にも寛容なチーム。日本人選手は日本のリーグでやるべきだなどと狭いことを言いたいのではなく将来メジャーの一線で活躍する選手になることを目標とした場合、日本ハム入団が一番合理的なのではと私は考えます。（kou218さん）
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　当初は頑なだった大谷投手でしたが、日本ハムの説得によって態度を軟化。「夢への道しるべ」（http://www.fighters.co.jp/news/img/pdf/20121212_4_01.pdf）と題した説明資料を用いたプレゼンテーションも功を奏し、日本ハム入団を決断しました。今後もメジャーを志望する有望な選手は現れるはず。ドラフト制度のルール再考のみならず、プロ野球をより魅力ある、夢のある世界にしていく努力に期待したいものです。

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