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「予選でトップ3を真剣に狙う!」
可夢偉、鈴鹿で3度目の正直なるか?
text by
尾張正博Masahiro Owari
photograph byLAT/AFLO
posted2012/10/04 10:30
「日本グランプリに合わせてC31(ザウバーの現行マシン)へ新しい部品が搭載されます。みなさんの前で良い結果を出せる自信もあります」と語っている小林可夢偉。
「鈴鹿では予選でトップ3を真剣に狙います」
もちろん、可夢偉が鈴鹿で優勝するには、その前に多くのライバルたちが立ちはだかるだろう。
第11戦ハンガリーGPから4戦連続ポールポジション獲得中のマクラーレンは、鈴鹿でもポールポジションを狙ってくるはず。レッドブルには'09年と'10年に日本GPを連覇し、鈴鹿に滅法強いセバスチャン・ベッテルがいる。フェラーリもテクニカルコースよりは、鈴鹿のような中高速型のコースと相性がいいし、'05年に伝説の16台抜きを演じて大逆転優勝したキミ・ライコネン擁するロータスも不気味な存在だ。
それでも、可夢偉は言う。
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「鈴鹿では予選でトップ3を真剣に狙います」
イギリス、ベルギーと相性がいいはずのコースで結果を残せなかった可夢偉。3度目の日本GPは、今シーズン3度目の正直のグランプリとなるか。