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スカッシュ普及に向けて、
国立競技場にコートを!
~2020年五輪での正式採用は?~
text by
松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byKYODO
posted2012/03/04 08:00
スカッシュの第一人者・松井千夏らの署名活動は、2020年の五輪での新競技採用にも繋がる
昨年の11月下旬から、「国立競技場にスカッシュコートを!」という標語とともに、日本スカッシュ協会が署名活動を行なっている。
国立競技場は、2019年のラグビーワールドカップや開催都市に立候補している2020年のオリンピックへ向けて、大規模な改修が予定されている。その計画に、スカッシュコートの設置を盛り込んでもらおうと請願するものだ。
「ナショナルコートができれば、スカッシュの普及につながると思うんです」
と言うのは、スカッシュの第一人者、松井千夏である。松井は全日本選手権を4度制すなど、トッププレイヤーとして活躍。幅広い活動で、認知度の向上にも大きく貢献してきた。