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日本馬も2頭参戦する、
第90回凱旋門賞プレビュー。
~ドバイに続く快挙達成なるか?~
text by
片山良三Ryozo Katayama
photograph byKiichi Yamamoto
posted2011/10/02 08:00
昨年、内国産馬初の連対を果たしたナカヤマフェスタ(手前)は2年連続挑戦で頂点を目指す
今春のドバイワールドカップで世界チャンピオンの座に就いたヴィクトワールピサ(牡4歳、栗東・角居勝彦厩舎)の回避は返す返すも惜しまれるが、それでもさすがは凱旋門賞。今年も欧州各国を中心に、その名にふさわしい素晴らしい馬たちが集結してきた。
記念すべき90回目を迎える凱旋門賞は、フランスはパリ郊外のロンシャン競馬場の芝2400mで争われるGI中のGI。総賞金400万ユーロはドバイワールドカップに次ぐ高額で、芝のレースとしては世界最高。歴史上、欧州調教馬以外からは優勝馬が出ていないというのも、培われてきた伝統の重さを際立たせている。ゲートオープンは毎年恒例となっている10月最初の日曜日。日本時間では10月2日の深夜になるが、グリーンチャンネル等で生中継が予定されている。是非ご注目を。