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伝統の灯を消すな!「週刊ゴング」廃刊騒動。 

text by

門馬忠雄

門馬忠雄Tadao Monma

PROFILE

posted2007/03/22 00:00

 春の嵐では済まされない。筆者にとっては穏やかならざる出来事だ。ひな祭りの日に噴出したプロレス雑誌「週刊ゴング」の廃刊報道騒ぎである。知人や関係者からは「いますぐ事実を確認して欲しい」と数本の電話があった。

 事の発端は2月19日、発行元の日本スポーツ出版社の前田大作前社長が、関連のコンピューター関連機器会社「アドテックス」の資産隠し事件絡みで逮捕され、同誌の存続問題が一気に表面化した。ただし、直後にネットで流れた「廃刊決定」というニュースは、ややフライング気味と思われたが、ノアの3・4日本武道館や新日本の旗揚げ記念日、3・6後楽園ホールで同誌のスタッフに声をかけると「確かに辞めた人は何人かいますが、最後まで頑張ってみますよ」と語っていた。月刊誌からスタートして39年。伝統の灯を消すな! と言わんばかりに現場で動き回る彼らの姿に切なさを感じた。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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プロレスの前後のコラム

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