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“ファンキーな男”ノアは、
ロッドマン2世となるか。
~シカゴ・ブルズにヒーロー誕生!?~
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byNBAE/Getty Images
posted2009/11/30 06:00
ジョアキムは'83年の全仏オープンを制覇した名テニス選手のヤニック・ノアを父親にもつ
シカゴの人たちにとって、ジョアキム・ノアの第一印象は強烈だった。2007年、NBAドラフト1巡目9位でシカゴ・ブルズに指名されたノアは、白いシアサッカー生地のスーツに大きな蝶ネクタイという“ファンキーな”(本人談)いでたちで登場。NBAコミッショナー、デビッド・スターンとの記念撮影では、左手でピースサインを作り、歯茎をむき出した笑顔でポーズをとった。そんな彼を見たシカゴ市民は「デニス・ロッドマンのようなヤツがやってきた」と噂した。クレイジーで自由奔放な雰囲気が'90年代後半にブルズ三連覇に貢献したロッドマンを彷彿とさせたのだ。荒削りながらエネルギッシュなところなど、選手としても似ているところがあった。