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サッカー強豪国に学ぶ、
監督の補佐役の大切さ。
text by
![木崎伸也](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/5/a/-/img_5a09f11ff4228cd70b90293a70abe0289042.jpg)
木崎伸也Shinya Kizaki
photograph byTakuya Sugiyama
posted2007/02/08 00:00
![サッカー強豪国に学ぶ、監督の補佐役の大切さ。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/4/a/350/img_4a98ac9ac712810fc590b03be512bd7947120.jpg)
今年1月に発表された日本代表スタッフを見て、3年後のW杯にむけて一抹の不安を感じた。というのも退任した里内猛フィジカルコーチの後任を置かず、オシム監督が選手の体調管理も兼務することになったからだ。日本サッカー協会は、ドイツW杯のテクニカルレポートで「コンディショニングが失敗だった」と結論づけた。ならば、オシム監督の負担を減らすためにも、専門の知識を持ったプロを雇うべきではないのか。
他国の代表を見ると、監督を補佐するスタッフの大切さがよくわかる。たとえば、昨年のW杯で3位になったドイツ。クリンスマン監督は、アメリカからフィットネスの専門家を呼び寄せ、ゴムチューブやプラスチックの棒を使った最新の手法で選手の肉体改造を行った。W杯の1年前には、それぞれの弱点を克服するために、個別の指導書を作って配った。W杯で得点王になったクローゼは「これで体の軸が安定するようになった」と感謝している。
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