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“勝ち組”川崎に相応しい
気持ちのいい優勝の形。
~フロンターレJ1制覇への助走~ 

text by

浅田真樹

浅田真樹Masaki Asada

PROFILE

photograph byMasashi Hara

posted2009/12/30 08:00

“勝ち組”川崎に相応しい気持ちのいい優勝の形。~フロンターレJ1制覇への助走~<Number Web> photograph by Masashi Hara

最後の柏戦を3-2で制しながら鹿島の勝利で優勝を逃した川崎。来年こそは優勝なるか

 鹿島がJ1史上初の3連覇を達成した。さすがの強さ、と言いたいところだが、優勝クラブがその年、5連敗もした例は過去にない。さながら、居眠りしたウサギが、それでもカメに勝ってしまったようなものだ。本来油断に乗じる役回りのカメ(清水)まで、首位に立った途端に居眠り(5連敗)するのだから、何とも締まらないシーズンだった。

 だから、というわけでもないのだが、最終的に2位に入った川崎にも、それほど「惜しかった」という印象がない。

 結果だけを見れば、優勝と勝ち点差2の2位は、確かに惜敗である。しかし、問題はそこまでに至る展開だ。

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