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“勝ち組”川崎に相応しい
気持ちのいい優勝の形。
~フロンターレJ1制覇への助走~
text by
![浅田真樹](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/90/img_270584a06a70ca8251a6713d41553c0612346.jpg)
浅田真樹Masaki Asada
photograph byMasashi Hara
posted2009/12/30 08:00
![“勝ち組”川崎に相応しい気持ちのいい優勝の形。~フロンターレJ1制覇への助走~<Number Web> photograph by Masashi Hara](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/8/5/350/img_85bae70db89d89bf8ab5407c530cac9225030.jpg)
最後の柏戦を3-2で制しながら鹿島の勝利で優勝を逃した川崎。来年こそは優勝なるか
鹿島がJ1史上初の3連覇を達成した。さすがの強さ、と言いたいところだが、優勝クラブがその年、5連敗もした例は過去にない。さながら、居眠りしたウサギが、それでもカメに勝ってしまったようなものだ。本来油断に乗じる役回りのカメ(清水)まで、首位に立った途端に居眠り(5連敗)するのだから、何とも締まらないシーズンだった。
だから、というわけでもないのだが、最終的に2位に入った川崎にも、それほど「惜しかった」という印象がない。
結果だけを見れば、優勝と勝ち点差2の2位は、確かに惜敗である。しかし、問題はそこまでに至る展開だ。
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