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オシム初戦から考える、A代表がもたらすもの。
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![浅田真樹](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/90/img_270584a06a70ca8251a6713d41553c0612346.jpg)
浅田真樹Masaki Asada
photograph byTakuya Sugiyama
posted2006/08/31 00:00
![オシム初戦から考える、A代表がもたらすもの。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/e/350/img_fe9fef9f168fe7f1dd0269a074b4c26456792.jpg)
新生・日本代表が、トリニダード・トバゴを相手に初陣を飾った。ピッチを広く使い、ボールを動かしながら、次の狙いを持って選手が動く。わずか数日の準備にもかかわらず、「日本らしいサッカー」というオシムの狙いは、十分に感じられた試合だった。そのために必要な選手選考もなされていたように思う。
この試合と前後して、偶然にも1週間で、U―21、U―19、U―16という3世代の日本代表の試合を見ることができた。そこでは、A代表にも共通する良さ(例えば、技術)や課題(例えば、FWの人材難)が見え、実に興味深かった。それぞれ条件が異なるので、一概に比較はできないが、なかでも、最も日本の持ち味を生かそうとしていたのは、U―16代表である。そのスタイルには、オシムの目指すサッカーに通じるものがあった。
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