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【動画】「あの日のことは毎日反芻して…」創価大学の“黄金ルーキー”菅野元太が語る都大路準優勝と同世代への強い意識「増子陽太に勝ちたい」《徹底解剖④》
第4弾はルーキー・菅野元太。中学時代から頭角をあらわし、仙台育英高校でも世代トップ級の活躍を見せてきた逸材だ。昨年の全国高校駅伝では優勝候補に推されながらも準優勝に終わり、「今でも反芻する」という。悔しい都大路のこと、強い同世代へのライバル意識、そして今後どんなランナーになっていきたいかなどをじっくりと聞いた。 <榎木和貴監督、小池莉希選手、山口翔輝選手のインタビューは公開中。川嶋伸次総監督の動画も近日中に公開です>
取材は6月10日。入学して2カ月経ったタイミングだったが、ルーキーの目に創価大学の寮や練習環境はどう映っているのか。
「もう最高ですね。めちゃくちゃ満足してます。トレーニングルームにも『ないものがない』というくらい充実していますし、お風呂や食事も含め、住む環境としては実業団以上という話も聞きます」

今年、創価大学に入学したルーキーのうち、5000m13分台のタイムを持つ選手は菅野を含めなんと6人。その事実がSNS上やWEB記事でもさかんに話題となったが、菅野自身も「こんなに強い同級生が揃うとは、思っていませんでした」という。
高校2年の夏シーズン、故障で走れていなかった苦しい時に、川嶋伸次総監督から直接話をされ、熱のある勧誘をしてもらった。当時、菅野の中での創価大学のイメージは「強豪になり切れていない」チーム。だが、その年の駅伝シーズン、当時4年生だった吉田響のインパクトある走りと、それとともに上昇していくチームの姿を見た。
「そこで一気に化けたというか、本当に強豪の常連になったんだなという印象を受けて。自分が加われば、そこをさらに加速させる存在になれるのかなと思いました」
都大路「もう1回走りたいなって。走れたら……」
話が全国高校駅伝のことに及ぶと、「もう半年っていうことに最近気づいてびっくりしています」と菅野が振り返る。
「実は、あの日のことはほぼ毎年のように反芻していました。その後に都道府県駅伝でも優勝したんですが、やっぱり都大路勝ちたかったなという思いは正直あって。獲るべきだったレースが獲れなかったというのは、自分の競技人生においてすごく大きな経験になるなって」
レース前、仙台育英は菅野、近江亮(現・大東文化大)、鈴木大翔(現・駒澤大)の3本柱を中心に、死角なしの優勝候補だと目されていた。菅野は各校のエースが集まる1区を担当。そこで学法石川高校の増子陽太(現・早稲田大)が異次元の飛び出しを見せ、後続を引き離した。菅野は区間6位だったが、増子とは47秒もの差がついた。
あの日のことを振り返ると、状態としては悪くなかった。5kmすぎで先頭と離れる選択をして、結果として突き放されてしまった。
「もう1回走れたら、ということはすごく思ってました。もう1回走れたら、5kmのところでもっと突っ込んでました」
中学時代から意識していた増子の存在。高校最後の大舞台で、自分にはできないリミッターを外す走りをされてしまった。自分にはできないパフォーマンスで負けた。それもすごく悔しかった、と思い返す。
取り戻せない悔しさを経験した都大路。それを踏まえてどんなランナーになっていきたいか、と問いかけると、「増子に勝ちたい」。そして勝つためには、自分の走りをどのように突き詰めていけばいいのか、今は迷っている段階だという。菅野は「感情を排した走り」をすると自らを表現した。その真意とは……?ぜひ動画でご覧いただきたい。
みんなが横一線で、エースはいなかったのかも
動画では他にも、以下のようなテーマで話している。
- 仙台育英と学法石川、チームカラーの違いは?
- 自分が「エース」になれていたのかという疑問
- 「駅伝では通用しなかった」クレバーな走り
- 「気持ちで走る」先輩・小池莉希を見て思うこと
- 箱根駅伝で印象に残った選手の走り
- 同級生はどんな人?自分は「ちょけて……」
新しい環境で、迷いながらも自分の走りを見つけていこうという思いが感じられた菅野のインタビュー。今後の駅伝シーズンでどのような活躍をしてくれるのか楽しみだ。(2026年6月10日取材)
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