「すごすぎて言葉がないんですよ」。
まずそう口にした野口さん。今回は宇野昌磨さんがアイスダンスでの現役復帰を宣言し、「選手」となった中で迎えたアイスショーだった。特に取材陣は本田真凜さんとの「しょまりん」ペアが公式の場で演技を初披露するとあって、ショーそのものよりそちらの取材に主眼を置いているはずだった。

「座長として宇野選手がめちゃめちゃ頑張っているせいで、見ているうちに普通にファンの1人になって、『イエーイ!』って盛り上がって、アイスショーそのものを普通に楽しんで……。終わってから『あれ、今日何を取材にきたんだっけ?』みたいな感じになっちゃいました」
特に、しょまりんペアのリズムダンス『ポエタ』はこのショーで初披露。その演目ももちろんだが、ショー全体としての仕上りがすごかった、と野口さんは繰り返す。
20曲中10曲に登場!終演後はヘトヘトに…
昨年は恩師ステファン・ランビエルが参加した「Ice Brave」、それをブラッシュアップした「Ice Brave2」を演じたが、ここでは共通のナンバーも多かった。しかし今回の「Ice Brave-A TURNING SEASON-」では、20曲のうち12曲が新曲となっている。しかも宇野選手は10曲、全体のうちの半分に登場するという驚きのフル回転ぶり。ちなみにこれは昨年の出演割合より増えている。
メディアの取材日は初演となった7月31日。1公演だったが、囲み取材の場に登場した宇野さんはヘトヘトになっていて、「明日以降もつのかな? しかも来週もあるけど大丈夫かな? ぐらいに思ってしまうぐらいの内容です」と野口さんは話す。

「彼が話していたのは、アイスダンスの現役になったからといって、『アイスダンスをお見せします』というものにはしたくなかったと。やっぱり自分は座長でもあるし、元シングルの世界チャンピオンで、プロスケーターになった身でもあるから、このアイスショーに対しても、『自分は現役だからダンスだけやるよ』というわけにはいかない。全部ちゃんとシングルとしても見せるし、座長としてのこともちゃんと果たす、ということを考えていたから、今まで以上に緊張をしていたし、今まで以上に練習もしてきたということだったんです」
アイスダンスの現役としては、10月に初めての競技会を迎える。そこに向けて練習している中に、プラスでショーの練習もある。ソロの演目『Dancing On My Own』は、高難度ジャンプも入った構成。アイスダンスの練習をした後にジャンプの練習をしているとなかなか調子が上がってこない。がむしゃらに練習しすぎて疲れてしまったともいう。当日はトリプルアクセルで体全体を叩きつけるような転倒があった。

「でももうそこから全然すぐ起き上がって、その後のアクセルを決めたんです。それもすごい。だから昌磨さんがリミッターを外してしまっている感じだなと思いましたね」
ハードすぎて「出演者がどんどん痩せていく公演」
野口さんも「今までに見たことがない」という姿を見せてくれた宇野選手。ポッドキャストは他にも以下の話題で盛り上がった。
- フィナーレの『ボレロ』ステップで苦笑い!出し切った宇野選手
- 他の出演者もハードに踊る! が故に、「公演を通してどんどん痩せていく」
- オリンピックを目指す、でも「このショーは続ける」?
- しょまりんの今後は、臨機応変に練習拠点も変えていく
- 1年前と比べて超レベルアップ!アイスダンスへの取り組み
- シングルの演技はアイスダンスにプラスになる?
- 宇野選手自らが語った「精神的な成長」
8月8日からは東京・辰巳アイスアリーナで6公演が行われる「Ice Brave-A TURNING SEASON-」。進化した宇野昌磨選手とメンバーたちを見に、ぜひ足を運んでみてほしい。(8月4日収録)
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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
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