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《独占告白》真意は伝わってない…森保一が語るブラジル戦の敗北と交代策に込めた意図「相手を押し下げるために」「次に町野を入れたのも…」

2026/09/16
W杯優勝という目標設定やブラジル戦での用兵、そして約半年という前例のない契約延長――。様々なメディアがそれらの是非について論じる中、指揮官本人が約1時間にわたって疑問に答えた。(原題:[W杯交代策の真意]森保一「あの敗戦を未来に繋げるために」)

 どう見ても異例、されど森保一からすれば通例である。

 日本代表監督として来年1月にサウジアラビアで開催されるアジアカップまでの契約にサインをした。一度JFAから契約満了を伝えられており、しかも丸8年にわたって重責を担ってきた功労者に対して疑問が残る半年間限定のオファーを断る選択肢もあった。

 代表監督職に執着しているわけではまったくない。彼は一貫して「2050年までにワールドカップを日本で開催し、日本代表チームはその大会で優勝チームとなる」と記す『JFA2005年宣言』の文脈における“歴史のつなぎ手”を意識する。主は我になく、あくまで日本サッカー。オファーがあれば真っ先に優先し、たとえ半年間だろうが日本サッカー発展のために身を投げ出すだけだ。

「日本サッカー界には自分の関わっていない膨大な時間軸の流れがあります。いろんな時代、いろんな監督のもとで経験を積み、成長を遂げてきました。自分は8年間監督をやらせていただいて、今の力をどれだけ引き上げていけるかを考えてきました。自分たちが力をつけていけば、世界一という目標に近づいていける。もちろんワールドカップごとが節目になってそこに全力で向かっていくにせよ、契約期間がどうこうは別に関係ないです」

 2050年までに優勝する――。

 森保は今回の北中米ワールドカップにおいていまだ到達していないベスト8を飛び越えて「最高の景色」、すなわち優勝を目標に掲げた。

 48チーム制に拡大された今大会はオランダ、チュニジア、スウェーデンが同居するグループステージを1勝2分けの2位で勝ち抜けたものの、5度の優勝を誇る王国ブラジルに逆転負けを食らった。ノックアウトステージ一発目で敗れたのは前回カタール大会と同じだとしても、結果だけ見れば前回を下回るラウンド32での敗退。目標に到底及ばなかったのは事実である。しかしながら森保は士気高揚のために短絡的に設定したのではない。これもまた“2050年まで”につなげていくため。しかしその真意は広く伝わってはいない。

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photograph by Kiichi Matsumoto / JMPA

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