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《独占告白》塩貝健人が語る森保一監督の指示、小川航基の『アプリを消せ!』助言、ブラジルへの不敵な笑み「このままじゃ終わらないですよ」

2026/07/24
Numberの取材に応じた塩貝
若武者にとって、この6月は苦い思い出が混じるものとなった。発言が自身の意図とは異なった解釈で世界中に拡散されていく――。戦いを終え、途中出場のオランダ戦、そして炎上騒動についても口を開いた。(原題:[独占告白]塩貝健人「ピッチで結果を出してこそ」)

 異変に気がついたのは、ブラジル戦の2日前だった。

 練習前にスマートフォンを見ると、インスタグラムに尋常ではない数のコメントが届いていた。ほぼすべて英語やポルトガル語のメッセージである。

 チャーター機でブラジル戦の会場となるヒューストンへ移動しても、コメントの通知が鳴り止まない。

 ダイレクトメッセージによる誹謗中傷もエスカレートし、ついには殺害をほのめかすメッセージまで届き始めた。

 塩貝健人はホテルの一室で味わったことがない緊迫感に包まれていた。

塩貝「トミくんがものすごくいいボールを」

 日本代表史上、塩貝は最少キャップ数でW杯メンバーに選ばれた選手である。

 2026年W杯のメンバー発表前におけるキャップ数はわずか1。慶應大学を2年の夏に休学してヨーロッパへ渡ってから、まだ2年しか経っていない。

 だが、その初キャップとなった今年3月のスコットランド戦で途中出場すると決勝弾をアシストし、W杯への切符を勝ち取った。森保一監督は急成長する若者の「ギラギラ感」を買ったのだ。

 勢いはすぐに形になる。メキシコ・モンテレイで行われた直前合宿の最終日、U-19日本代表との非公開トレーニングマッチの4本目に出場すると、冨安健洋のロングボールに抜け出してゴールを決めた。

 W杯後に都内で行ったインタビューで、塩貝は低い声を響かせて振り返った。

「モンテレイの最終日はものすごく暑く、U-19に先制され、負けるのはやばい、頑張るぞ、みたいな感じになった。僕は4本目から出たのでより走り回れた。その結果、トミくんがものすごくいいボールを出してくれてゴールを決められました」

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photograph by Nanae Suzuki

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