6月、天皇杯でJ1で首位を走る町田ゼルビアを、筑波大学が破るという大金星をあげました。PK戦の末の勝利という劇的な展開でしたが、試合内容としても互角に渡りあい、個々の技術レベルの高さや学生コーチがピッチやハーフタイムの指示を出していたことも話題となりました。
なぜ筑波大学は金星を挙げることができたのか。その深層を探るために話を聞いたのが、日本代表・久保建英らのパーソナルコーチを務める中西哲生さんです。
中西さんは、筑波大学蹴球部で2023年春よりテクニカルアドバイザーを務め、選手たちに「技術」を教えています。客観的な視線を保ちつつ、チームの内情を知る中西さんにポッドキャストで筑波大学の強さと革新性について、前編・後編に分けて話をしてもらいました。
ポッドキャスト【前編】では「なぜ筑波大学を指導するようになったか」「何を教えているのか」を中心に、そしてこの【後編】では町田ゼルビアとの試合を振り返りつつ、久保とも共通する技術指導にも触れつつ、その勝利が「奇跡ではなかった」ことを解説してもらいました。
具体的な指導内容や筑波大学蹴球部の「ほぼプロに近い」というチームの在り方に触れていることで、サッカーファンはもちろん、Z世代の組織論、そしてZ世代へのコーチング論としても楽しめる充実の内容となっています
※ポッドキャストはページ下部でご視聴いただけます。
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photograph by Tadashi Hosoda