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【動画】「日向の練習は非常識」「圭太は天才だから」遠藤日向と吉田圭太が語り合うパリを目指した“日本選手権”、“努力”と“才能”の境界線《対談》

2024/08/09
長距離ランナーとして世代のトップを走ってきた遠藤と吉田。現在はチームメートとしてともに練習する
プラン購入後、こちらに動画が表示されます

 トラックを極めたいと、学法石川高校卒業後は実業団・住友電工に進み、5000m日本歴代2位の記録を持つ遠藤日向選手。駅伝の名門・世羅高校から青山学院大学に進みエースとして活躍、卒業後に遠藤選手とチームメートになった吉田圭太選手。2人の対談が実現しました。

 まずは、NumberPREMIERの陸上対談でおなじみとなった◯✕札を使い、競技のことから私生活のことまで、25問の質問に答えてもらいました。サクサクと回答する遠藤選手に対し、「うーん」と悩みながら札を上げる吉田選手と、2人の性格の違いも垣間見えました。

悩みながら札を上げる場面も ©️Tomosuke Imai
悩みながら札を上げる場面も ©️Tomosuke Imai

 2人が回答するのに一番時間がかかったのは、意外にも「みんなでワイワイより、自分の時間を大切にしている」の質問。最終的に2人とも「◯」をあげましたが、遠藤選手は「ずっと合宿しているので、みんなでいる時間が嫌いというわけではないんですよ」と熟考の理由を説明してくれました。

 6月末に新潟で開催された日本選手権5000mには遠藤選手、吉田選手がともに出場し、遠藤選手は13分52秒78で24位、吉田選手は13分45秒62で21位でした。特に遠藤選手は5月のセイコーゴールデングランプリで13分20秒28のシーズンベストを記録し、日本選手権で上位に入ればパリオリンピックの出場権が得られるポジションにありました。「練習も積めていたし、自信を持って臨んだ」というレースで、何が起きていたのでしょうか。当日の状況から、「まだ正直、整理しきれていない」という心境までを率直に語ってくれました。

 大学時代は駅伝でチームの中心的存在となり、ロードのイメージが強かった吉田選手ですが、「実はトラックのほうが好き」といいます。将来的にマラソンに移行するためにいま、トラックでスピードを磨いており、遠藤選手と練習を共にしていますが、初めて練習に合流したときは「まったくついていけなかった」と思い返します。

 対する遠藤選手は、吉田選手のことを「天才」と評します。強度の高いインターバル練習で明らかになった、吉田選手の「天才エピソード」も明かしてくれました。

お互いを認め合い、高め合っている2人 ©️Tomosuke Imai
お互いを認め合い、高め合っている2人 ©️Tomosuke Imai

 「ヘアスタイルや服装にこだわりがある」に◯をあげた吉田選手は、青学時代の同級生の「おしゃれ番長」のエピソードを披露。「ストイックかどうか」という質問から、2人の嫌いな食べ物、お酒についての話にも話が広がりました。

 お互い異なる道で競技へのアプローチをし、実業団に入って交わった2人。それぞれをリスペクトしつつ、同い年ならではの仲の良さが随所に垣間見える対談となりました。

 動画ではほかにも

●日本と世界の5000mについて
●遠藤日向、「来年は××を狙う」宣言!
●駅伝と住友電工チームの考え方
●箱根駅伝に対して、それぞれの想い
●ランニングフォームは遠藤日向の方がきれい?
●「将来的にはマラソンを走ってみたい」に2人とも「⚪︎」!
●指導者への興味

などなど、たっぷりとお話していただきました。

 合宿でも長い時間共に過ごし、「お互いで知らないことはない」と言うほどの2人。レースとは違う柔らかい表情も印象的でした。約70分の対談、じっくりとお楽しみください。

それぞれの回答への反応にも注目です! ©️Tomosuke Imai
それぞれの回答への反応にも注目です! ©️Tomosuke Imai
 

 対談後に撮影した2人のサイン入りチェキもNumberPREMIER会員にプレゼントしますので、こちらのページからご応募ください。

 

◆概要

出演: 住友電工 遠藤日向選手、吉田圭太選手

MC : 涌井健策、藤井みさ(NumberPREMIER)

収録日:2024年7月22日

※視聴するには、「NumberPREMIER」の会員になる必要があります。配信画面はログインするとページ上部に表示されます。

 

◆出演者プロフィール

遠藤日向 Hyuga Endo

1998年8月5日生まれ、福島県出身。学法石川高校時代は1500mでインターハイ優勝。高校卒業後は住友電工に進み、21、22年日本選手権5000m2連覇。5000mの自己ベストは13分10秒69。

吉田圭太 Keita Yoshida

1998年8月31日生まれ、広島県出身。世羅高校、青山学院大学でエースとして活躍。卒業後住友電工に進み、今年5月のセイコーゴールデングランプリで5000m13分25秒50をマークし、自己ベストを更新。

 

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photograph by Tomosuke Imai

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