ダラス・マベリックスのヘッドコーチ、エイブリー・ジョンソンを見るたびに、コック帽をかぶった姿が頭に浮かぶ。10年近く前、まだ現役選手だったときのコメントが印象的だったからだ。
「チームはガンボ(アメリカ南部の伝統的なスープ)と同じ。材料を揃えて鍋に入れるだけではだめで、時間をかけて煮込んではじめて美味しいガンボになるんだ」
ニューオリンズ出身のジョンソンはガンボが大好物。シーズン途中でマブスのヘッドコーチとなった昨季、プレイオフでフェニックス・サンズに敗れたあとにも、またガンボの喩えを出していた。
「ガンボは2日目のほうが美味しい。このチームも2年目には、さらに煮込まれ、もっとよくなると思う」
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