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「やることはかぶらない。性格も違う。でも…」中村剛也と栗山巧、盟友2人が語る“青春時代”とはぐらかされた愛情「2人でなんの話すんねん」《本音炸裂》
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《栗山巧 バディの流儀》
やることはかぶらない。性格も違う。でも人間的なところでは理解し合える。非常に参考になる重要人物だったと思います。
《中村剛也 バディの流儀》
「2人で頑張ろう」みたいな話はしない。ただ、技術についての話はめちゃくちゃした。25年間、一緒にできて良かった――。
中村剛也は9月中旬のある日、ふと思い立って二軍室内練習場を覗きにいった。
「もしかしたら……って思ったんです」
43歳のレジェンドはその頃、出場選手登録を抹消されていた。まだインフルエンザから回復して間もなく、熾烈な2位争いの真っ只中にいる一軍本隊を離れ、二軍球場に隣接する若獅子寮を1人で訪れる日々が続いていた。その日も二軍のロッカールームに足を踏み入れると、階段を降りた先にある室内練習場からカンッ、カンッと乾いた音が聞こえてきて、あの見慣れた顔とフォルムが脳裏に浮かんできたのである。
4カ所ある打撃ケージの一番手前。いつもの特等席に彼の姿はなかった。
「クリがバッティングしてるんじゃないかなと気になって行ってみたんですけどね。当たり前ですけどクリはいなくて、『あ~やっぱり引退したんだな』と実感しました」
後日、そんな裏話を伝えると、栗山巧は大笑いした。引退試合を終えてから約1カ月が経過し、勝負師特有の殺気にも似たオーラは随分そぎ落とされた印象だ。
「さすがにバッティング練習はもうしていませんよ。引退したのにまだ練習していたら、迷惑でしょ!」
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