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「僕にとっても特別なリーグ」優勝経験者・岡崎慎司が語る30歳前後の“プレミア1年生”守田英正、前田大然らの成功に必要なもの「貪欲さは必要だけど…」

2026/09/15
岡崎がトロフィーを手にするとチームメイトもノリノリに。初優勝の喜びを分かち合った
29歳でのプレミアリーグ初挑戦は、“新たな自分”を探す契機となった。10年経った今も色褪せない「ミラクル・レスター」の記憶から、日本人が成功するための“貪欲さ”を紐解く。(原題:[後輩たちへのエール]岡崎慎司が語る成功に必要な条件)

 プレミアは最もタフなリーグ――。

 ラ・リーガ、ブンデスリーガでも栄光を手にしてきた名将ジョゼップ・グアルディオラはマンチェスター・シティを率いて2連覇を果たした際、そう表現したという。

 強く、速く、激しく。手が届くほどに近いスタンドに煽られ、そのトーンは試合終了のホイッスルまでクレッシェンドを帯びる。頑強性と闘争心が標準装備されていなければ、すぐさま弾き飛ばされる世界だ。かつて日本人フットボーラーは不向きとされていたが、今や多くのサムライがこの世界最高峰の舞台で戦うようになった。

 分岐点の一つがあのミラクル・レスターだ。岡崎慎司がやってきた'15-'16シーズン。あまりにタフな彼の働きがチームに神風を吹かせ、誰も信じなかったオッズ5000倍の優勝を成し遂げたのだから。インパクトは絶大で、日本人フットボーラーの印象をガラリと変えた功労者でもある。

「プレミアに移ってまず驚いたのはプレシーズンで3部、4部のチームと試合をしても相手が強いこと。チャンピオンシップ(2部)のバーミンガムにギリギリで勝てたほどで、プレミアになればさらに“身体能力オバケ”みたいな選手たちとやり合わなければならない。実際、のちに対戦した当時サウサンプトンにいた(フィルジル・)ファンダイクの体の強さは本当に強烈でした。自分のプレースタイルを探していく必要があるとは思いましたね」

ファンダイクを相手に「何もできなかった」と岡崎。今や世界最高峰のCBに AFLO
ファンダイクを相手に「何もできなかった」と岡崎。今や世界最高峰のCBに AFLO

“自分じゃない自分”を築く、とは?

 現在、ドイツ6部バサラ・マインツの会長、監督を二刀流で務める岡崎は今年、不惑になった。優勝からちょうど10年経ったが、あのころの記憶は鮮明なままである。

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photograph by Getty Images

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