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なぜプレミアリーグに日本人選手が増えたのか…移籍ルート増加、スカウティングの変化、そして戦術実験「独特な可変システムは鎌田抜きでは機能しない」
「ミトマはすごい! 本物の“baller”だ」
2022年11月、英国人記者のサイモン・マロックから、こんなメッセージが届いた。“baller”とは、ボールを巧みに操る名手を指すスラングだ。ウルブズ対ブライトン戦を取材していた彼は、その後も三笘薫を絶賛し続けた。
「スピードをキープしながらボールを両足でコントロールして、左右どちらにでも抜いてチャンスを作っていく。あんなドリブラーが日本にいるとは思わなかった」
似たような体験をしたことは過去に2度ほどある。最初は2012年、香川真司がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、エバートン戦でデビューした翌日だ。イングランド・サッカー記者協会で会長を務めた旧友は、開口一番こう話しかけてきた。
「香川には新しい10番のプレースタイルを教えてもらったよ。さすがサー・アレックスが見込んだ選手だけのことはある」
2度目は2016年、岡崎慎司がレスターでリーグ優勝を成し遂げたときだ。私のメールボックスは「おめでとう! 日本サッカーにとっても歴史的な快挙だよ!」という祝福のメッセージで溢れた。
そして3度目が三笘の衝撃だ。マロック曰く「プレミアリーグに初めて登場した、日本人のスーパースター」は、ブライトンの大黒柱にもなっている。監督のファビアン・ヒュルツェラーは「三笘が万全なら、チームは必ず強くなっていく。彼はそれぐらい重要な選手だ」と力説した。
こうして振り返ると、ブリテン島が身近になったことを改めて実感する。
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