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「新しい人たちの中で楽しめるかどうかが大事」渡米8年、大谷翔平の英語力はいかほどか?「a little troublesome.」の言い回しにトライネンは「英語がうまい」と太鼓判
ワールドシリーズ連覇からわずか2日後だった。11月3日。22万5000人のファンと喜びを分かち合ったパレード後にドジャースタジアムで行われた優勝報告会。終盤に司会者から指名を受けた大谷翔平が、流ちょうな英語を披露した。
「Hello! Hello! I want to say that Iʼm so proud of this team, and then I want to say you guys are the greatest fans in the world. Iʼm ready, Iʼm ready to get another ring next year. Let's go!」
(こんにちは。このチームを本当に誇りに思います。そして、皆さんは世界で最高のファンです。来年、もう一つリングを獲る準備はできています。さあ、行こう!)
昨年より約1万人多い5万2703人のファンを集めた優勝報告会は大盛り上がり。本塁打を打った時のような大歓声が沸き起こった。

この日、ワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸がステージ上で「Losing isnʼt an option.」(負けるという選択肢はありません)などと名ぜりふを披露したことで、ロサンゼルス・タイムズ紙のディラン・ヘルナンデス記者は「山本、英語がすごく上手くなったね。来年から通訳いらないんじゃない?」とジョーク交じりに褒めていたが、大谷については「ある意味、普通。特に準備してきたとは思わなかった」と評した。確かに事前に準備した決めフレーズらしいものはなかった。辛口で知られる同記者らしい批評だったが、大谷の英語はそれぐらい自然だった。
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