米時間6月18日、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズがNBAファイナルの熱い戦いを繰り広げている最中に、ロサンゼルス・レイカーズ売却のニュースが全米を駆け巡った。
長年チームを所有し、地元から愛されてきたバス家が、MLBドジャースの筆頭オーナーでもあるマーク・ウォルターに筆頭オーナーの座を譲ることで合意したというのだ。チーム評価額は100億ドル(約1兆4500億円)。3カ月前のボストン・セルティックス売却時の61億ドルを大きく上回り、米プロスポーツチーム史上最高額となった。
スモールマーケットの2チームが優勝争いをする裏での、大都市チームの史上最高額更新。皮肉な出来事だと思うかもしれないが、実際は、どちらも今のNBAの成功の証だった。スモールマーケットのチームでも優勝する戦力を揃えられるリーグのシステムがあり、その結果、チームの価値が上がっているのだ。
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