
「今季のドジャースは多くの優れた投手を抱えていて、トップレベルの才能を持つ選手もたくさんいる。私の見立てでは、プレーオフのシリーズ第1戦で先発できるレベルが6人もいると思う」
ロサンゼルスタイムズ紙のドジャース番記者、ジャック・ハリスがそう述べていた通り、一見すると今季のドジャース投手陣は最高級の豪華メンバーだ。
特に先発陣はとてつもない。サイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネルが加わり、タイラー・グラスノウ、山本由伸と続く3本柱は強力。さらに同じく新入団の佐々木朗希、'22年にオールスターに選ばれたトニー・ゴンソリン、'23年に11勝を挙げたボビー・ミラー、最速101.5マイルのツーシームを持つダスティン・メイ、昨季ルーキーながら12戦に先発したランドン・ナックらが続く。
加えて今季中には大谷翔平、さらにチームの看板であり続けてきたサイ・ヤング賞3度のクレイトン・カーショウという最高のネームバリューを持つ2人が復帰してくる予定とあらば、歴史的な先発ローテーションになる可能性すらあるだろう。

編成本部長「選手層の厚さにも非常に興奮している」
ブルペンは先発ほどビッグネーム揃いではないものの、陣容としては悪くない。
昨季22セーブ、防御率1.75のタナー・スコット、同33セーブで防御率1.17のカービー・イエーツという2人のベテランが加わり、オフに再契約したブレイク・トライネンと3本の軸を形成。故障離脱中のエバン・フィリップス、マイケル・コペックも復帰してくる上に、先発ローテーションから投手をブルペンの一角で起用できる。頭数は十分で、順調にいけば球界屈指のピッチングスタッフができあがりそうだ。
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