昨年2月、金近廉は得意の3ポイントシュートを含む20得点を挙げ、鮮烈なA代表デビューを飾った。
その一方で、「特別指定でプレーした経験もなく、それまでBリーグの選手と一緒にプレーしたことがなかったんです。自分には足りないものだらけだなと感じましたね」とレベルの差も痛感していた。
昨春には大学を離れ、千葉ジェッツに加入。Bリーグの選手登録期限が過ぎていたため、昨季は試合への出場資格のない練習生扱いだったが、退路を断ってプロ入りを決断した。
「すごく悩みましたが、約半年後にはW杯のメンバー選考が控えていましたし、以前から体づくりが大事だと痛感していて。ジェッツはBリーグトップクラスの環境が整っている。タレントもスタッフも揃っている。ここでなら自分の目標に近づける、プラスになると思いました」
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photograph by Kiichi Matsumoto