年長のジョッキーといえば、大井競馬で「鉄人」と崇められる的場文男騎手が特に有名。この9月7日に67歳を迎えたが、デビュー50年目をいまも現役で戦い続けている。最年長重賞勝利の日本記録ももちろん的場のもので、'18年9月19日に「第55回東京記念」(大井、ダート2400m)をシュテルングランツで勝ったときの62歳0カ月12日という記録が眩い光を放っていた。
それをほぼ5年ぶりに塗り替えたのが園田競馬の川原正一騎手だ。こちらも48年目のベテランで、現役では的場に次ぐキャリア。誕生日が2日だけ遅かった名古屋競馬の丹羽克輝騎手と、浦和拠点の61歳、内田利雄騎手の4人が現役の60代ジョッキーとして奮闘している。ちなみにJRA最年長の柴田善臣騎手はまだ57歳の“若さ”だ。
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photograph by NIKKAN SPORTS