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「難しいオリンピックになりました」日本ジャンプ界のエース・小林陵侑を襲った“猛吹雪”の不運と“ピーキング”の難しさ「僕がダメでも日本チーム、強いなって」

2026/03/06
代名詞であるビッグジャンプが影をひそめ、北京大会の金メダリストは、悔しさをにじませた。「難しい」と表現した舞台で何を思ったのか。(原題:[唐突な幕切れ]小林陵侑「吹雪に消えた最後の飛躍」)

 最後の見せ場は吹雪の向こうに消えていった。それはまるで今大会の小林陵侑を象徴するような終わり方でもあった。

「難しいオリンピックになりました」

 日本ジャンプ界のエースは、3度目の五輪をそう表現した。

 ジャンプ競技の最終種目、男子スーパーチーム。出場枠の縮小などに伴い、4人1組の団体戦から2人1組、各3本に衣替えした新種目だ。今季W杯総合ランキング2位の小林と3位の二階堂蓮を揃えた日本は、有力な金メダル候補と目されていた。しかし、スポーツは単純な足し算とはいかないもの。始まってみればオーストリアがトップを独走。日本は小林が1本目9位、2本目6位と精彩を欠き、全体6位に沈んでいた。

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photograph by Getty Images

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