富士急ハイランドのアトラクションを背景に、19歳の堀川桃香は、「まだここで遊んだことがないんですよ」と笑う。昨年2月の北京五輪はスピードスケートただ1人の高校生として初出場。帰国後、就職が内定していた実業団が廃部になったが、その後、富士急に入社。昨季は飛躍の一年を過ごした。
昨年12月の全日本選手権3000mでは国内で7年間無敗だった高木美帆に勝利。5000mも国内最高記録を大幅更新して2冠を達成した。
「(佐藤)綾乃さんと(ナショナルチームで)ずっと一緒に練習をしていたんですが、後ろについて滑ることでいろいろな感覚を養うことができた。ラップタイムを見ると、1シーズン前よりも遥かに粘れていると思いますし、体力もついてきているのかなと感じます」
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Atsutomo Hino