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【動画】「大事なのはビジョンをしっかり掲げること」栗原圭介GMが語る“世界一”への揺るがぬ決意と関田選手獲得の理由「ガッツボーズが…」《サントリーサンバーズ大阪 連載⑥》

2025/11/30
 バレーボールSVリーグ「サントリーサンバーズ大阪」の選手やスタッフのインタビューをお届けする動画シリーズ「世界一への飛翔 2025-26」。昨シーズン、SVリーグ初代王者となり、今シーズンはリーグ連覇、さらには世界一を目標に掲げるサンバーズを追いかけます。
 第6回は、現役時代にセッターとしてサンバーズのリーグ優勝に貢献し、現在はゼネラルマネージャー(GM)を務める栗原圭介さんに、関田誠大選手獲得の理由や、チーム運営、バレー界の変化などについて語っていただきました。インタビュアーはライターの米虫紀子さんです。関田誠大選手インタビュー栗原GM×関田選手“セッター対談”も併せてご覧ください》

 現役時代はスパイカーの能力を引き出す正確なトスや、クイックを軸とした的を絞らせないクレバーなトスワークでチームを勝利に導いた栗原圭介さん。キャプテンとしてもリーダーシップを発揮し、個性派揃いのメンバーをまとめあげていました。今はGMとしてその手腕を振るっています。

 チームをマネジメントする上で大事にしていることは、「ビジョンをしっかりと掲げること」だと言います。中でももっとも明確に掲げているのは「世界一」という目標です。

「うちの選手たちはみんな、『目標は?』と聞かれたら、たぶんそう答えられると思います。ビジョンを共有するために、“世界一”と常に口にすることが一番大事なことかなと思っています」と栗原GM。

「我々の掲げる世界ナンバーワンは、世界クラブ選手権優勝」

 今、SVリーグの中には“世界一”を目標にしているチームが他にもあり、SVリーグ自体も“世界最高峰のリーグ”を目指しています。ただ、人気や収益など“世界一”の指標は様々。その中でサンバーズが目指すものは明確で、まず“強さ”での世界一を目指すと栗原GMは語ります。

「我々の掲げる世界ナンバーワンは、世界クラブ選手権優勝。そういった意味では、(2023年に)世界クラブ選手権を経験し、3位になっていますし、直近の5年間を見ると、リーグで4回優勝して、アジアクラブ選手権(アジアチャンピオンズリーグ)にも常に出ているという状況なので、選手たちもリアルにそこ(世界一)をイメージできているんじゃないでしょうか。口だけでなく、本当に手が届くんじゃないかというところにあると思います」

2024年5月、入団会見で高橋藍選手と固い握手を交わす栗原GM ©KYODO
2024年5月、入団会見で高橋藍選手と固い握手を交わす栗原GM ©KYODO

 有言実行するために、昨年は髙橋藍選手、今年は関田選手と小川智大選手という日本トップレベルの選手を補強。また、今年1月には、石川祐希選手も所属するイタリア・セリエAのトップクラブ・ペルージャとパートナーシップ契約を締結しました。10月にはその欧州王者ペルージャとの親善試合が実現し、世界一との距離を測る貴重な機会となりました。

 着々と強化を図る栗原GMには、関田選手を獲得した理由や評価しているポイントについても聞きました。

 その他、今回の動画では現役時代も振り返りながら、次のような話題についても語ってもらいました。

  • バレーボール界の変化をどう感じているか
  • チームの運営やホームゲームについて
  • 現役時代を振り返って
  • 生まれ変わってもセッターをやりたいか

 激変するバレー界の中で、チーム運営の司令塔として突き進む栗原GMの動画インタビューをぜひお楽しみください。(11月11日取材)

※動画の配信画面は、NumberPREMIERにご入会いただき、ログインすると本ページ上部に表示されます。

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photograph by Takuya Sugiyama

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