水泳の世界では10代のスイマーがときどき関係者をあっと言わせる活躍で話題になるが、カナダの16歳、サマー・マッキントッシュが、夏に福岡で開催される世界選手権に向けた選考会で、ふたつの世界記録を樹立した。
3月28日から6日間、カナダのトロントで行われた選考会において、女子の400m自由形と400m個人メドレーで大幅に自己記録を塗り替えたのだ。400m自由形は3分56秒08、400m個人メドレーは4分25秒87で、いずれも注目せざるをえないすごい記録だ。
男子、女子ともに10代のスイマーが世界記録を出すことはときどきあることだが、マッキントッシュは2022年の世界選手権において、すでに200mバタフライ、400m個人メドレーで金メダル、400m自由形で銀メダルと、世界大会で成績を残しているトップスイマーだ。世界大会の金メダルと世界記録と、両方を、16歳までに達成したというのは水泳の世界でも際立った経歴だ。
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photograph by Yuzuru Ichimura(Illustariton)