勝ち上がる横浜高校の前に立ちはだかったのはPL学園。緊迫感漂う接戦はクロスプレーが勝敗を分けることに。これで勢いに乗った松坂らはついに全国制覇を成し遂げる。
松坂大輔を擁する横浜は春のセンバツで準々決勝へと勝ち進んでいた。第1試合は夏に横浜と死闘を繰り広げることになる明徳義塾とPL学園が対戦し、延長の末にPLが勝ってベスト4へ進出。横浜は第2試合で近畿大会を制した郡山と対戦した。
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郡山は2年連続のセンバツ出場で、そのときのメンバーがけっこう残っていると聞いていました(6人)。その年の夏は出られなかったけど、秋の近畿大会で優勝してセンバツに出てきていたので、どんなチームかなと思っていました。秋はPL学園に5-3で勝ったんですよね。ただ、正直、あまり打つイメージはありませんでした。
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photograph by SANKEI SHIMBUN